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ウバユリ の変更点

ウバユリとは、山野草の一種である。
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画像出典:
(上1)ウバユリの花。東京都薬用植物園にて撮影。
(上2)ウバユリの果実。牧野記念庭園にて撮影。
(下)オオウバユリの画像。https://botanic.jp/plants-aa/ooubay.htm 「ボタニックガーデン」より抜粋 
画像出典:(上1)ウバユリの花。東京都薬用植物園にて撮影。
    (上2)ウバユリの果実。牧野記念庭園にて撮影。
    (下)オオウバユリの画像。https://botanic.jp/plants-aa/ooubay.htm 「ボタニックガーデン」より抜粋 
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科名:ユリ科ウバユリ属
学名:Cardiocrinum cordatum(Thunb.)makino var.cordatum
原産地:日本
生態:多年草
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 関東地方以西や四国、九州の山野の藪や林の中に生息する多年草である。草丈は50㎝~100㎝で、鱗茎は根生葉の柄の基部が重なり合ってできたものである。
花が咲く時にはこの鱗茎の栄養分がすっかり消費されるため古い鱗茎が消滅し、隣に新しい鱗茎ができている。この鱗茎からは良質な&ruby(・・・・){でんぷん};が採取され、古くは凶作の際には重要な救荒用の野生植物とされていた。特にアイヌの人々は、本種やオオウバユリ(後述)を「トゥレプ」と呼び、食糧不足の折には絞り出した&ruby(・・・・){でんぷん};を粥(アイヌ語で「サヨ」)にして食べていたという。茎は平滑で、その茎の中ほどに5枚ないしは6枚の葉が付く。夏に押しつぶされたような独特な形状の黄緑色の花を咲かせ、花は側向かいに開く。古くはユリ属とされていたのだが、葉が単子葉類には珍しく網状脈を持ち、また花の独特の形状から、牧野富太郎が「ウバユリ属」を新設した。
近縁種のオオウバユリ(var.glehnii)は中部地方以北や北海道、南樺太やサハリンに生息し、特徴はウバユリに似ているが、株は全体的に大振りとなり、また花の数が多くなる。
 和名は、花が咲く時に葉がなくなる様子を、歯の抜けた&ruby(うば){姥};(おばあさん)にかけた&ruby(・・・){しゃれ};である。
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