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ウイキョウ の変更点

ウイキョウ(茴香)とは、ハーブの一種である。西洋名の「フェンネル」で流通することが多い。
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画像出典:大学の小庭園にて筆者撮影。
画像出典:大学の小庭園にて筆者撮影。写真二枚目の手前に写っている白っぽい花は[[ニンジン]]。
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科名:セリ科ウイキョウ属
学名:Foeniculum vulgare
原産地:地中海沿岸
生態:多年草
別名:フェンネル、クレノオモ
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 地中海沿岸が原産の多年草で、わが国には平安時代に中国を経由して渡来しており、10世紀に出版された百科事典「倭妙類聚抄」に「くれのおも」という名称で登場しているのが最古の記録であるとされている。この「くれのおも」の意味は不詳だが、中国名の茴香は、腐った魚の香りを新鮮なものに回復させる、という意味である。
草丈は1m~2mほどに達し、茎は密生して全体が枝分かれし、円柱状の中空で成長すると筋が立つようになる。葉は細かく分かれて葉片が糸状に細くなり、鮮やかな黄緑色である。
江戸時代までは食用というよりは薬草として利用されていた。現在は葉・茎・花・種子としか思えないほど小さな果実などを食用にする。葉・茎・花は香りづけのみならず青菜としてサラダやスープに利用し、果実はシチューや肉料理の香辛料とする。特有の辛みがあって好まれる。
*近似種 [#r4fa0d60]
**フローレンスフェンネル(Foeniculum vulgare ver. dulce) [#i4c2c7ac]
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画像出典:自宅近くの農産物直売所にて撮影
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 ウイキョウの園芸変種である。ウイキョウが多年草であるのに対し、本種は一年草である。葉はウイキョウのそれによく似ているのだが、葉柄基部が肥大して球根のようになり、この部分を野菜として利用する。ウイキョウに辛みがあるのに対し、本種は甘みがあってサラダや煮込み料理に用いる。
*コメント [#za5f70dd]
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