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インドナツメ の変更点

インドナツメとは、果樹の一種である。
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画像出典:新宿御苑にて筆者撮影
画像出典:新宿高島屋にて筆者撮影
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科名:クロウメモドキ科ナツメ属
学名:Ziziphus mauritiana
原産地:南アジア
生態:落葉小高木
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 インドを中心とした南アジアから東南アジアにかけての地域が原産の果樹である。現在は同地域や台湾、中国南部でも栽培される。わが国でも流通量は少ないが、沖縄県で商業栽培される。
樹高は6m程度になる。枝は垂れ下がり、葉は短い葉柄を持ち、裏面には灰白色の柔らかい毛が生えている。葉柄基部には2本の刺がある。花は淡緑色のごく小さな「小花」と呼ばれる花を咲かせる。この花の構造はわが国の[[ナツメ]]のそれと非常によく似ている。
果実は鮮やかな黄緑色で、ほぼ球形または楕円形となり、青リンゴをそのまま小さくしたような見た目である。直径は2cm~3.5㎝程度になり、熟すとオレンジ色に変色し、やゝしわが出てくる。果肉はリンゴのようにさくさくした触感を持っているが、果汁は少ない。わが国のナツメのように、果実中心部には一つの硬い種子がある。甘みもあるが、幾分酸味がある。
「イヌナツメ」というありがたくない和名で呼ばれることもあるが、果樹としては価値が高いものである。薬用にされるナツメと比較して、本種には特に薬用にされた歴史がないことから「イヌ」の和名を頂戴したものと思われる。
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