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アジサイ の変更点

アジサイとは、花木の一種である。
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画像出典:東京都千代田区にて筆者撮影
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科名:アジサイ科アジサイ属
学名:Hydrangea macrophylla
原産地:日本
生態:落葉低木
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我が国古来のガクアジサイから変化した園芸品種で、「万葉集」にはすでに記載がみられる。樹高は1m~2mで、葉は対生し、葉身は厚く光沢があり、淡緑色で葉脈のはっきりした卵形で、周囲に鋸歯がある。樹皮は黄色味を帯びた白に近い褐色で、薄くはがれるのが特徴である。
初夏に青紫色(土壌が酸性の場合は青紫色になり、アルカリ性の場合は赤紫色)の大型花序の花を咲かせる。我々が花弁と認識する部分は、実際は装飾花と呼ばれる部分で、ガク片が変化したものである。その中央にあるのが両性花と呼ばれる部分だが、極小で目立たない。この装飾花が枯れた部分は、冬でもしばしば残っている。
古く日本から中国へ伝わったものが、18世紀に来日した植物学者・フランツ=シーボルトによりさらにヨーロッパへと持ち込まれ、多くの園芸品種が作られた。日本では輸入したものがセイヨウアジサイとも呼ばれ、園芸品種が広く流通している。
園芸植物としてしばしば庭園に植えられるが、葉には毒がある。かつて、料理のあしらいに用いられたアジサイの葉を誤って食し、腹痛や嘔吐を引き起こした事例がある。かつてこの毒素は青酸配糖体の系統であるとされたが、現在では青酸配糖体とは系統が異なるとされる。
*近似種 [#m3d4d085]
**ウズアジサイ [#u2d3dc62]
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画像出典:牧野記念庭園にて筆者撮影。
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アジサイの園芸品種で、花が独特の形状をしている。
アジサイの園芸品種で、花が独特の形状をしている。江戸時代に作出されたもので、蕚片が小さめで、それぞれが内側に小さくクルリと巻いているのが特徴。
**ヒメアジサイ [#r3b021a0]
[[ヒメアジサイ]]の項を参照。小ぶりな園芸品種が「ヒメアジサイ」の名称で呼ばれるので混乱を呼びやすく、発見者の[[牧野富太郎]]の名にちなんで「マキノヒメアジサイ」と呼ばれること増えている。
*コメント [#rda7e4e5]
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