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アサ の変更点

 &size(30){''&color(Red,Black){⚠⚠警告⚠⚠ };''};&size(30){&color(Red,Black){&color(Black,Red){薬物。ダメ、ゼッタイ。};};};
本項では、アサの植物としての特徴や、利用法について記述していますが、決して薬物としての利用を推奨するものではありません。大麻取締法により、わが国での無免許でのアサの栽培や薬物としての利用は禁じられています。
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アサとは、有用植物の一種である。
&attachref(./Cannabis_sativa_-_Köhler–s_Medizinal-Pflanzen-026.jpg); 
画像出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B5 19世紀後半の植物図譜『ケーラーの薬用植物』のアサの図を引用。
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科名:アサ科アサ属
学名:Cannavis sativa
原産地:中央アジア
生態:一年草
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中央アジアが原産の一年草で、わが国には古代に渡来し、繊維をとるために重要な作物であった。繊維を編んで麻布や麻ひも、野菜や穀物の種子を入れておく麻袋などに加工する。成長が早く、草丈は2m~3mになる。葉は掌状複葉で、鋸歯のある小葉がふつう7個か9個つき、人間の手にも似た見た目になる。雌雄異株。花は夏に咲く。雄花はふつう緩やかな円錐花序につき、雌花は総状花序につき、不完全花である。種子は食用になり、七味唐辛子に混ぜるほか、良質な油が取れる。また、小鳥の餌としても販売されている。この場合、種子は発芽を防ぐために薬品で処理されている。繊維をとり終わった後の茎は「&ruby(おがら){苧殻};」と呼ばれ、燃料にする。
葉はマリファナの名称で麻薬の原料になる。葉や花には麻薬成分のテトラヒドロカンナビノールが含まれ、摂取すると一時的な高揚感や陶酔感を覚えるが、多量に摂取すると激しい嘔吐や幻覚の症状にさいなまれ、このデフレスパイラルを延々と繰り返すことになり、最終的には吸飲者の人格が破壊される危険性があるので、わが国では無免許での栽培が禁止されている。また、北海道ではまれに野生化していることがあるが、自分で株や種子を持って帰ったり、植物体を加工することは冒頭にも述べたとおり禁止されているので、すぐに保健所に連絡する。
現在は一般の利用が禁じられているアサだが、その名称にあやかって、良質な繊維をとることのできる植物を「〇麻」と呼ぶことがある。例えば、イラクサ科の[[&ruby(ちょま(からむし)){苧麻};>カラムシ]]やアマ科の[[&ruby(あま){亜麻};>アマ]]、キジカクシ科の[[サイザル麻>サイザルアサ]]、アオイ科(旧シナノキ科)の&ruby(ジュート(こうま)){黄麻};、バショウ科の[[マニラ麻>マニラアサ]]などがそうである。
これらは本種(アサ)と全く縁遠い植物であるにもかかわらず、まとめて「麻」と呼ばれて利用される。また、紛らわしさを考えてか、本来のアサは「大麻」と呼称されて区別される。
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&attachref(./250519112019107.JPG);
画像出典:苧殻。東京都薬用植物園の展示室にて筆者撮影
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*アサにまつわる諺 [#r94a9983]
--''麻の中の蓬''
真っ直ぐな人物の集団に属することで、自身の性格も矯正されるということ。
--''餓鬼に苧殻''
頼りないものがますます頼りなくなること。
*コメント [#cd9f0bb5]

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