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アカザ の変更点

アカザ(藜)とは、野生植物の一種である。
&attachref(./DSC_1404.JPG,nolink);
&attachref(./DSC_4684.JPG); 
&size(10){画像出典:(上)東京都薬用植物園にて筆者が撮影(下)シロザ。筆者が自宅近くの路傍にて撮影};
|科名|ヒユ科アカザ属|
|学名|Chenopodium centrorubrum|
|原産地|日本・中国・モンゴル・朝鮮|
|生態|一年草|
&br;
 我が国や中国に産する一年草で、草丈は1.5m~2mほどになる。わが国へは古い時代に渡来し、古くは野菜として栽培されたが、近年は畑や荒れ地に野生することが多い。
葉は長い葉柄がついて互生し、菱状卵型から三角形で、若い葉は赤紫色の短い毛におおわれる。変種のシロザ(C.album)は若い葉が白色の短い毛でおおわれることで区別できる。
夏から秋にかけて、茎の先が枝分かれし、葉腋や枝先に黄緑色から緑白色の小花を穂状に咲かせるが、遠目から見るとあまり目立たない。
 現在では少なくなったが、葉は野菜として食用にすることができ、生ではシュウ酸を含むため、加熱して汁物や炒め物、おひたしなどにして食用にすることができる。[[ホウレンソウ]]に似た味わいであるという。ただ、食べすぎるとやや皮膚がチクチクしたり痒みを覚えたりすることがある。かつては戦前・戦後の食糧難には多く利用された。また、若い植物体を漢方では「&ruby(れい){藜};」の名称でのどの痛みや整腸の民間薬として用いる。茎は太く、杖にすることができるといわれており、かの水戸黄門の使っていた杖は「藜の杖」として有名であるが、枯れた茎は木で作った杖に匹敵するほどの強度を有するという。
 現在では少なくなったが、葉は野菜として食用にすることができる。生ではシュウ酸を含むため、加熱して汁物や炒め物、おひたしなどにして食用にする。[[ホウレンソウ]]に似た味わいであるという。ただ、食べすぎるとやや皮膚がチクチクしたり痒みを覚えたりすることがある。かつては戦前・戦後の食糧難には多く利用された。また、若い植物体を漢方では「&ruby(れい){藜};」の名称でのどの痛みや整腸の民間薬として用いる。茎は太く、杖にすることができるといわれており、かの水戸黄門の使っていた杖は「藜の杖」として有名であるが、枯れた茎は木で作った杖に匹敵するほどの強度を有するという。
 名前の発音は「あ↓か↓ざ↑」。「さかな」や「はかば」と同じ発音である。「あ↑か↓ざ↓」と発音すると、『鬼滅の刃』に登場する、鬼の幹部の十二鬼月の中でもかなり高い戦力を持つ上弦の参の鬼・猗窩座を指す。
*アカザにまつわる諺 [#pb07c0cb]
--''藜の&ruby(あつもの){羹};''
アカザで作った汁物のように、粗末な食事をいう。とはいえ、実際のところは少し野性味のあるホウレンソウといった風味で、よく茹でてあく抜きし、かつ過食を控えればおいしく食べることができるのだが。
*コメント [#rda7e4e5]
- アガサの羹がdisられてて草 -- [[アガサ・クリスティ]] &new{2024-02-17 (土) 19:27:23};

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