アオナシ の変更点
アオナシ(青梨)とは、樹木の一種である。 &attachref(./DSC_0510.JPG); 画像出典:小石川植物園にて筆者撮影 &br; 科名:バラ科ナシ属 学名:Pyrus ussuriensis var. hondoensis 原産地:日本 生態:落葉高木 &br; 我が国の群馬県以西から九州にかけて分布する落葉高木で、人里に近い山林に自生が見られる。朝鮮半島や中国東北部の町付近の山林にも生息例が知られている。 樹高は5mから10mほどとなる。葉は長さ5cm~8㎝程度の広卵形で、枝に互生する。葉の縁には細かな鋸歯があり、先端は尖る。秋には黄葉する。幹はやゝ黒味を帯びた褐色で、木が成長するとひゞ割れたような見た目となる。 4~5月にかけて、新しい枝の先に総状花序を出し、径3㎝前後の白い花をいくつか咲かせる。9月から10月にかけて、直径2cmから4㎝程の球形の果実をつける。果実はいわゆる「ナシ状果」で、黄緑色に熟すことから「アオナシ」の和名がある。果実は[[ナシ]]とは異なり、甘味よりも酸味が強いので生食には向かず、ジャムや果実酒にして食す。 果樹のナシ(ニホンナシ)は本種と[[ヤマナシ]](ニホンヤマナシ)が交配してできたものとされる。現在は絶滅危惧II類とみなされる貴重な種であり、保護が叫ばれる観点から、本種の利用はされなくなっていっている。・ 果樹のナシ(ニホンナシ)は本種と[[ヤマナシ]](ニホンヤマナシ)が交配してできたものとされる。現在は絶滅危惧II類に指定されている貴重な種であり、保護が叫ばれる観点から、本種の利用はされなくなっていっている。・ *コメント [#x0ca8e57] #comment *閲覧者数 [#pfa1b743] |現在|&online;| |今日|&counter(today);| |昨日|&counter(yesterday);| |合計|&counter;| |