茶巾 のバックアップ(No.8)

茶巾とは、茶道の道具、またはそこから転じた調理法である。

概要 Edit

元来、茶巾とは、「茶道で茶碗の水滴を拭くための小さな布」のことであった。そこから転じて、小さな包装物を指すようになったという。さらに、何かを包んだような和食の調理法をも指すようになった。
読み方は「ちゃきん」。

"拭く"布としての茶巾 Edit

茶巾として白い麻布が使われ、「奈良晒」と呼ばれる麻織物でできたものは高級品になる。
流儀の茶巾の長さは基本は「一尺×五寸」(現代の単位で表すと30cm×15cm)の長方形が多い。
切り口以外の端を縫わない茶巾は「真の茶巾」と呼ばれるそう。*1
尚、『南方録』では、端を縫ってしぼりふくためた茶巾は「草の茶巾」呼ばわりされている。


↓↓↓参考記事↓↓↓
茶巾(ちゃきん)(茶道入門)
https://verdure.tyanoyu.net/cyakin.html

様々な茶巾料理 Edit

茶巾寿司 Edit

野菜や油揚げを煮たものを混ぜた五目酢飯の表面を、薄く焼いた卵で覆った小さなオムライスのような寿司。
発祥地は東京であり、大正時代に小原義太郎という料理人の手でこの世に降臨した。

茶巾絞り Edit

茹でたかぼちゃやさつまいもをつぶし、砂糖やバターで味付けしてから布や紙に包み、玉ねぎのような形状にした和菓子。
栗きんとん(栗茶巾)もこの一種。*2

コメント Edit


URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White


さて…追記・修正を終えたら、茶巾寿司食って後で茶道教室に向かうか…

閲覧者数 Edit

現在7
今日2
昨日0
合計501




*1 実際、『分類草人木』に「一、茶巾は、切り口を縫うべし。宗悟は、縫わぬも苦しからずと。」の記述がある。
*2 ただし、京都では単に「茶巾」と呼ばれ、「栗きんとん」とは別の形状の和菓子を指す事が多い。

ホーム リロード   新規 下位ページ作成 コピー 編集 添付 一覧 最終更新 差分 バックアップ 検索   凍結 名前変更     最終更新のRSS