チョウセンアサガオ のバックアップ(No.8)
チョウセンアサガオとは、薬草並びに有毒植物の一種である。 概要
中国南部からインドに分布する一年草で、朝鮮半島が原産ではない。わが国には江戸時代中期に渡来している。草丈は1mほどで、葉は大きく全縁で、粗い鋸歯があり、茎葉に毛はない。夏から秋にじょうご型の花を上向きに咲かせ、園芸品種には写真のような白色、黄色や紫色に縁どられたもの、八重咲のものがある。葉や種子にヒヨスチアミンやスコポラミンなどの成分を含み、誤って食べると幻覚や嘔吐などの症状を引き起こすため、キチガイナスビの名称でも呼ばれた。花のつぼみをオクラの果実、根をゴボウ、種子をゴマと誤認して中毒した例がある。 近似種
ケチョウセンアサガオ(Datura meteloides)
トゲナシチョウセンアサガオ(Datura stramonium var. inermis)
画像出典:https://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_2955.htm ヤエチョウセンアサガオ(Datura fastuosa)
画像出典:https://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_1753.htm ヨウシュチョウセンアサガオ(Datura stramonium var.chalybea)
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