トウモロコシ のバックアップ(No.7)

トウモロコシは、世界各地で栽培される穀物の一種である。
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画像出典:自宅近くの畑にて筆者撮影

科名イネ科トウモロコシ属
学名Zea mays
原産地南米
生態一年草
別名とうきび、なんばんきび



南米のアンデス山脈が原産で、15cごろにヨーロッパに伝わり、我が国には桃山時代に渡来している。茎の先端についているのが雄花で、その下の葉柄の基部に雌花、つまりトウモロコシの種実がついている。実の先端にはたくさんの毛がついているがその毛が雌しべで、一本一本が一つ一つのトウモロコシの粒につながっている。
種実を食用とし、未成熟なものを野菜、成熟したものを穀類として、粉にひいてパンのようにして食す他、塩や水を混ぜて練り上げ、ポレンタと呼ばれる粥のような食品に加工して食べることもある。
また、収穫の終わった茎や葉を燃料とする他、家畜の飼料にもする。

品種 Edit

甘味種 Edit

未熟な種実を野菜として食する品種郡。いわゆるスイートコーン。
サラダやポタージュスープ、焼きトウモロコシがおすすめである。スープやサラダ、肉料理の付け合わせのバターコーンやラーメンの彩りにも。

爆裂種 Edit

完熟した種実を加熱すると破裂する品種。いわゆるポップコーン。粒色は橙黄色である。秋になると花屋でアレンジメントの材料として売られている赤や紫、黄色など色とりどりのトウモロコシは、本種の系統である。

硬粒種 Edit

完熟した種実を製粉してパンにする品種。未熟な種実をゆでて食べることもある。我が国にも明治以降に導入されており、北海道では「八列もろこし」、甲信越地方で「甲州もろこし」と呼ばれる在来種が栽培されている。

ワキシー種 Edit

種実に甘味があまりなく、モチモチとした独特の食感がある。種実の色は黄色以外に白色や黒紫色がある。モチトウモロコシとも呼ばれ、江戸時代から栽培されている。「本草図譜」に色とりどりのトウモロコシの図がみられるが、現在栽培されているワキシー種と同様のものかは不明。

馬歯種 Edit

もっぱら飼料用として栽培される。いわゆるデントコーン。収穫が終わったあとの茎や葉は緑肥として畑にすきこむ。

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