やら内科とは、某スカトロ漫画が話題になる以前からネット上に存在する画像の看板、かつそれの撮影場所等の真否を巡ってネットで巻き起こされた論争である。
2000年代に既に存在していたと見られる、ある風景写真。画像検索すると、ブルーバックに白文字で「やら内科」と書かれた縦型看板を写した画像が大量に出てくる。 壁面看板タイプも存在し、左上にイルカのマークがある。こちらの看板の下部には肝心の情報元となる院長と電話番号が書かれているのだが、個人情報保護のためかモザイクが掛かって見れない。 内科のほかに皮膚科・アレルギー科もあり、医療用レーザー装置も完備している様だ。 いずれにしろ、名前はともかく至ってどこにでもある様な内科の看板に見える。 しかし、この看板の撮影場所がどこにあるのか分からず、「実は巧妙なコラ画像でした」という可能性もあったことから、ネット上で「この看板はどこに位置するのか」「一体どこで撮られた物なのか」などを巡って、議論が湧いたことがあった。しかし、その看板が存在してるかさえの情報も得られなかったという。
2012年、ある人物が秒刊SUNDAYで「やら内科の看板のルーツが見つかったかもしれない」と報告したのだ。報告者のユーザー名はたまちゃん。*1 報告者が投稿した記事によると、先程の漫画の作者が出版した著書を参考にして「最も知りたい情報をピンポイントで、そして確実にヒットさせるよう、憶測・推測に基づいた適切なキーワードを絞り込むことを心がけた(丸々引用)」そう。 そこで、適切に検索する方法として、先ず「やら」という名字で出てくる可能性を考えた報告者は『屋良』でヒットさせることにした。後は「内科」「医院」「診療科目」などの複数のキーワード*2で探し出す。その過程で下記の情報サイトに辿り着いたという。 そして、そのサイトを通じて可能性の一つとして見つけたのが『屋良医院』。 ホームページが存在していることから、少なくともこの医院は実在している事が分かった。そして、診療科目も「内科」であり、ここが例の画像の発端ではないかと報告者は考えたそう。 ただ、例の看板はひらがな表記だったのに対してこの医院は漢字表記だったため、恐らく屋良医院と例の看板は別物では、と報告者は推察していた。 結局、看板は本当に実在したのかどうかも分からないまま記事は終わっている。 又、報告者曰く、偶然にもホームページ開設年が某スカトロ漫画が話題になり始めた年と一致しているらしい。
屋良医院ホームページ(恐らくリンク切れてる) http://www007.upp.so-net.ne.jp/yara/ 同一のの屋良医院ホームページと見られるサイトへのリンク*3 https://www.yara-clinic.jp/ 参考記事 https://www.google.com/amp/s/yukawanet.com/archives/4312646.html/amp
追記・修正はやら内科の在り処を突きとめてからお願い致します