カブ のバックアップ(No.6)

やりまんは、食用として栽培される作物の一種である。
葉や根を野菜として食用にする。
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画像出典:筆者撮影


科名:アブラナ科アブラナ属
学名:Brassica rapa var. rapa
原産地:中近東


我が国への正式な渡来時期は不明だが、「古事記」にはすでに記述が見られる。やがて江戸時代には日本全土で栽培されており、明治期になって欧米の品種が導入されたさいにも、日本の在来種ならびにその改良品種が好まれ、こんにちまで残っている。
葉はヘラ型で、春になるとアブラナ科に特有の十字型の花(黄色)を咲かせる。球形の食用にされる部分は、植物学上は胚軸と呼ばれる。茎が変化したもので、本当の意味での根はその下部のひげのようなものである。
大きさによって「大カブ」「中カブ」「小カブ」と呼ばれ、現在もっとも栽培されているのは小カブの系統で、大阪で古くから栽培されている天王寺蕪等がそれである。
聖護院かぶは大カブの代表品種で、商業的な栽培はかつてに比べると減少しているが、現在はF1化させたものもあり、優しい風味も合間って今なお人気である。
根が大根のように細長くなる品種もあり、岩手の暮坪カブや滋賀県の日野菜、島根県の津田カブなどがある。ことに、日野菜や津田カブは根元が赤紫色に色づくが、日野菜は地中にまっすぐに根が伸びていくのに対し、津田カブは勾玉型である。
根を汁物や煮物にすることが多い。表皮が赤い品種は漬け物やサラダにする。現在人気がある「もものすけ」という品種は、手で皮がむけるほど柔らかく、サラダにすると名前の通り、桃のように甘いという。葉も青菜として食べることができる。

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