アカンサスとは、観葉植物の一種である。ハアザミ(葉薊)という和名もあるが、我が国の園芸界ではアカンサスの名の方で知られる。 画像出典:https://botanic.jp/plants-aa/acamol.htm
全長およそ1mで幅が20cmの、光沢と深い鋸歯を持つアザミのような葉を観賞用にする。その葉は古代ギリシャの建築物のデザインのモチーフにされてきた。現在も、この植物の葉をデザインのモチーフとして校章などに利用することがある。 夏になると赤紫色ないしは緑色の包葉と共に花を咲かせる。花弁は筒状で、赤紫色や白色。 栽培はそれほどむずかしくはなく、耐寒性もあり、冬でも青々とした葉が茂っている。繁殖方法は種まきか株分けで、時期としては遅霜の心配がなくなった頃、もっと分かりやすく言うとソメイヨシノの花が咲き出す頃に行うとよい。初めて育てる場合は、株分けした方が簡単である。