『人にやさしく』とは1990年代期に流行したバンド、THE BLUE HEARTSの楽曲もしくは2002年に毎週月曜に放送された同名テレビドラマである。ここでは、それぞれ別項目に分けて書く。
THE BLUE HEARTSメジャー・デビュー前の1987年*1に自主制作で初リリース(後に、1988年に再リリース)した。作詞・作曲は甲本ヒロト?。
<歌詞>*2 気が狂いそう (ラララララララ〜) やさしい歌が好きで あああああ 貴方に 聴かせたい このまま僕は~ (ラララララララ~) 汗をかいて生きよう あああああ いつまでも このままさ 僕はいつも 歌を歌うときは〜 マイクロフォンの 中から ガンバレって 言っている 聞こえてほしい 貴方にも〜 (ガンバレ!!) 人は誰でも (ラララララララ〜) くじけそうになるもの あああああ 僕だって 今だって 叫ばなければ〜 (ラララララララ〜) やり切れない思いを〜 あああああ 大切に 捨てないで 人にやさしく してもらえないんだね〜 僕が 言ってやる でっかい声で 言ってやる ガンバレって 言ってやる 聞こえるかい (ガンバレ!!) 〜間奏〜 やさしさだけじゃ (ラララララララ〜) 人は愛せないから あああああ 慰めて あげられない 期待外れの 言葉を言うときに〜 こころの中では ガンバレって言っている 聞こえてほしい 貴方にも〜 (ガンバレ!!)
1988年、メルダックが初めてこの曲のCDを出したが、アナログレコードのものとは違い、外部からかなり手が加えられていた(とどのつまり、これは「リミックス」作品だったのだ)。 1989年、鴻上尚史?(こうかみしょうじ)氏の初監督作品『ジュリエット・ゲーム』における挿入歌になった。 そして21世紀になって、後述する2002年の同名メロドラマの挿入歌に使われた。その年の2月頃、メルダックによってCDが再発された。 尚、その影響からか、洋画『キル・ミー・ブロンド』の挿入歌にもこれが使われている。
毎週月曜9時から9時54分の間の放送、通称・「月9」枠にて流された香取慎吾?主演のドラマ。 原宿の「3ピース」を名乗る原宿中学校歴代3人組。ある時、そんな彼等に「この子を預かってください」の手紙とともに、突如少年が送られてくる。そこで、その少年の世話をする事になったそんなこんなの3人を巡って巻き起こす騒動を描いた、青春"子育て"グラフィティー。 このドラマには、ドラマタイトルの元になった前述の曲のほかにもTHE BLUE HEARTSの楽曲がところどころに流されている。 最後にここで一つ、挿入歌の『人にやさしく』は主題歌ではない。*3主題歌は『夢』ということなので、あしからず。