ヨウラクホオズキ のバックアップ(No.5)

ヨウラクホオズキとは、園芸植物の一種である。
DSC_2878 (1).JPG
画像出典:筆者が「牧野日本植物図鑑」(1940年)の図版に色ペンで着色したものを撮影

科名ナス科ホオズキ属
学名Physalis alkekengi L. var. franchetii (Mast.) Makino 'Monstrosa'
原産地園芸作出品種(日本)
生態多年草



ホオズキの園芸品種で、江戸時代にわが国で作出された。草丈は基本種のホオズキとほぼ変わらない。ガクが変形してバナナ状になり、花穂のようになったものを吊り下げるようにして実らせる。この様子が仏具の瓔珞(ようらく)に似ているため、「ヨウラクホオズキ」の名称で呼ばれる。上記の性質から、種子ができないので株分けして殖やす。「本草図譜」(1830年)にはすでに記載されていることから、栽培の開始は江戸中期以降であろう。
現在はかなり珍しい品種となっているだけあって、栽培が難しいためか、あるいは流通にあまり乗らなくなっているためか、現在の園芸に関する文献には片隅に紹介されるか、載っていないことがほとんどである。また、GoogleやYahoo!で検索をかけてもあまりヒットしない。

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