ツルレイシ のバックアップ(No.5)

ツルレイシは、果実を野菜として食用にするために栽培される植物の一つである。
Momordica_charantia1.jpg
画像出典:ウィキメディア・コモンズ

科名ウリ科
学名Momordica charantia
原産地インド
生態つる性一年草

インドが原産で、我が国には江戸時代に渡来した。当時は若い果実を漬物にして食すこともあるにはあったようだし、江戸後期に出版された植物図鑑『本草図譜』にも野菜の一種として記載されているのだが、それほど野菜としての用途は多くなかったという。野菜としての利用が日本全土に広まるのは、2023年現在からおよそ半世紀前のことで、1972年の沖縄の日本への返還がきっかけである。
全体がいぼに覆われた円錐形の果実が特徴で、はじめは鮮やかな緑色か緑がかった乳白色だが、熟すと黄色からオレンジ色に変色し、下部から割れて種子を露出する。
別名をニガウリと呼ぶのは、果実に独特の苦味があることから。沖縄県や奄美諸島ではニガゴリとかニガゴイと呼ばれ、やはり果実の風味によるものである。
種子の周りを覆っているものは仮種皮で、これには甘みがあって食べられる。古くは仮種皮を食用とした。
食用以外にも、つるを這わせて緑のカーテンにして冷房器具の使用を抑えたり、植物の一生について教えるための小学校の教材としても使われる。

コメント Edit


URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White

閲覧者数 Edit

今日1
昨日5
合計765

ホーム リロード   新規 下位ページ作成 コピー 編集 添付 一覧 最終更新 差分 バックアップ 検索   凍結 名前変更     最終更新のRSS