ツルムラサキ のバックアップ(No.5)

ツルムラサキとは、野菜の一種である。
250609131455735.JPG
画像出典:自宅にて筆者撮影。茎が緑色のものと紫色の「シンツルムラサキ」が混合され、販売されていたものをデパートで購入したものである。

 
科名:ツルムラサキ科ツルムラサキ属
学名:Basella rubra
原産地:熱帯アジア
科名:つる性一年草


熱帯アジアが原産のつる性一年草で、観賞用または食用に栽培される一年草だが、現在は沖縄県や鹿児島県で栽培品が逸脱し、野生化しているという。
茎の長さは2m以上になり、肉質で毛はない。茎の色が紫色になるものと緑色のものがあり、牧野富太郎は「緑色のものは江戸時代、紫色のものは明治時代になって渡来した」と説明し、紫色のものに「シンツルムラサキ」(新蔓紫)と命名しているのだが、岩崎常正著『本草図譜』にはすでに蔓が紫色のものが記載されている。夏から秋に白色ないしは赤色の花を咲かせ、秋に球形の偽果をつける。
和名は、この偽果の含まれる紫色の果汁で染め物をしたことから。野菜としての利用が主流になったのは戦後のことで、現在は蔓の先を収穫し、おひたしや炒め物にして食することが多い。本種の属する科は野菜として栽培されるのが本種とオカワカメ?(アカザカズラ)しかないことから、連作障害が発生せず、蔓もの野菜の中では育てやすい部類である。

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