ツノゴマ のバックアップ(No.5)

ツノゴマ(角胡麻)とは、食用植物あるいは園芸植物の一種である。
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画像出典:東京都薬用植物園にて筆者撮影


科名:ツノゴマ科ツノゴマ属
学名:Proboscidea louisianica
原産地:北米
生態:一年草


 北米地域の砂漠地帯が原産の一年草草本植物で、わが国への正式な渡来時期は不明であるが、各地の植物園にて栽培されるほか、熟した果実の乾燥品の形状が面白いので観賞用に販売される。
 草丈は50㎝程で、横に広がる習性がある。葉はウリ科の植物を思わせるような円形状心形で、粘液質の毛に被われる。花は夏に咲き、唇を思わせるような形状で、先端が5つに分かれる。花弁は白色もしくはクリーム色になり、のどの部分に黄橙色の模様に見えるものがあるが、これは蜜標である。
果実は蒴果で、先端が鋭くとがった勾玉を思わせるような形状である。若い果実はオクラのように野菜として利用され、大抵はピクルスにされるという。熟した果実は下から裂け、ゴマのような種子をばらまく。種子をばらまき終わった後の果実の莢は先端が鋭くて硬い湾曲した2本の棘を持ち、これが地面に落ちているところを偶然通りかかった者がうっかりこれを踏んでしまい、足に刺さって激痛に悶絶することから「旅人泣かせ」「悪魔の爪」と呼ばれる。

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