シシユズ のバックアップ(No.5)

シシユズ(獅子柚子)は、果樹の一種である。
DSC_2736.JPG
画像出典:筆者撮影
科名:ミカン科ミカン属
学名:Citrus pseudogulgul
原産地:中国
生態:常緑低木


中国が原産の落葉低木で、地植えで3mから4m、鉢植えで1mから2mとなる。わが国には奈良時代に渡来したという。花期は初夏(5~6月)で、白色で星形の芳香のある花を咲かせ、秋から冬にかけて果実をつける。果実は直径20㎝近くになり、表面はごつごつしており、芳香がある。当初は緑色だが、熟すにつれてレモン色になる。果重は1㎏内外で、グレープフルーツと同等か、それより少し重いくらいである。和名に「ユズ」とあるが、実際はザボンに近縁の種である。果肉、いわゆる砂じょう部分は果汁が少ないのでぱさぱさしており、酸味が強く、生食に向かない。また、完全に熟したものは酸味がやや抜けるが、甘味が出るわけではないのでボケた風味になる。分厚い果皮を適当な大きさに切ってからジャムや砂糖漬けにする。また、果実は長期保存がきくので、正月の飾りや生け花の材料にも用いられる。
和名はごつごつした形状を獅子、いわゆるライオンの頭にたとえたもので、そのごつごつした見た目や、見た目のよく似たユズの果実より大ぶりなことから、「オニユズ」(鬼柚子)とも呼ばれる。

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