コウジ(柑子) のバックアップ(No.5)

コウジ(柑子)とは、柑橘類の一種である。
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画像出典:自宅にて筆者撮影


科名:ミカン科ミカン属
学名:Citrus leiocarpa
原産地:日本
生態:常緑低木


 わが国で古くから栽培されてきた歴史の古い柑橘類で、わが国在来のタチバナから成立した園芸品種であるという。樹種としては耐寒性が強く、かつては北陸地方や東北地方にも分布していたが、ウンシュウミカンをはじめとした良質な柑橘類の台頭により、現在は栽培を減らし、樹勢が強く耐寒性に優れていることを利用して、ウンシュウミカンの露地栽培が難しい日本海側の一部で食用や正月飾りのために多少栽培されているくらいである。
樹高はウンシュウミカンやキシュウミカンと同等である。果実は12月から1月に熟し、偏球形で約30g、表面はなめらかで黄色味の強い橙色となり、果皮はウンシュウミカンのように手で剥くことができる。ウンシュウミカンのそれより果皮が薄いので、「ウスカワミカン」の名称でも知られる。果肉は黄色で、甘酸っぱさがあって生食することができる。ただ、種子が多いためやや食べにくくなっている。

近似種 Edit

フクレミカン(膨蜜柑、福来蜜柑、Citrus tumida) Edit

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画像出典:埼玉県所沢市にて筆者撮影。


 茨城県の筑波山の山麓で古くから栽培されてきた在来柑橘の一種である。樹高は1.5mほどとなり、管理がしやすい。果実は偏球形で、果皮のところがぶくぶくに膨れたような特徴的な見た目である。和名の「膨れ蜜柑」はこの見た目に由来する。
果実は直径3㎝~4㎝で、ユズの半分ほどの大きさである。果皮色は当初は緑色だが、熟すとユズのそれに近い黄色に変色する。「ミカン」と和名にあるものの、果肉は甘味少なく、強くてさわやかな酸味があるので、料理の薬味や七味、飲料や菓子の酸味付けに用いる。果皮も干して「陳皮」(ウンシュウミカンないしキシュウミカンの果皮を乾燥させたもの)の代わりに薬用や香辛料として用いることができる。
 和名に「福来蜜柑」の字を当て、縁起物として正月飾りなどの観賞用にすることもある。

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