レモン のバックアップ(No.4)

レモンは、果樹の一種である。
DSC_2690 (1).JPG
画像出典:筆者撮影

科名ミカン科ミカン属
学名Citrus limon
原産地ヒマラヤ
生態常緑低木



ヒマラヤ原産の常緑低木である。現在は世界中で広く栽培される果樹で、わが国には江戸前期に渡来し、貝原益軒著『大和本草』には「リマン」の名称で登場する柑橘が本種であるといわれる*1。明治期にはあまねく栽培されるようになり、二葉亭四迷の「浮雲」や梶井基次郎の「檸檬」などの文学作品にしばしば登場するまで人口に膾炙している。
樹高は3mほどで、枝には棘がある。葉は厚みや鈍い光沢があって、楕円形で縁に粗い鋸歯がある。白ないしピンクで強い香りのする5花弁の花を咲かせる。果実はラグビーボール型で、先端には突起がある。熟すにつれて緑色から黄色に変色する。
果汁を調味料やジュースにするほか、果皮をマーマレードにしたり、果実の薄切りを紅茶の風味づけにするほか、果実を丸ごと塩漬けにして食用にする。

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*1 異説もあり、本草学者・白井光太郎は著書『樹木和名考』において、「リマン」を福岡県で栽培されるユズの近縁種である「木酢(キズ)」に比定している

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