ラズベリーは、果樹の一種である。 画像出典:川越市の百貨店にて筆者撮影 科名:バラ科キイチゴ属 学名:Rabus ideanus 原産地:ヨーロッパ、北アジア 生態:落葉小低木 別名:ヨーロッパキイチゴ ヨーロッパや北アジアが原産の樹木で、4世紀には古代ローマを拠点としてヨーロッパ全土に栽培が広まり、16世紀には北アメリカでも栽培が始まっている。わが国には明治時代に渡来し、現在庭木として栽培されている。 樹高は1.5m~2.5mに達し、葉は羽状複葉で鋸歯があり、3または5個の小葉がつく。春に白い花を咲かせ、総状花序である。 夏に、小さな核果が集合してできた集合果をつける。果実色は最初は黄緑色ないしは黄色だが、熟すと鮮やかな赤色になる。中には橙色の果実をつける園芸品種もある。 果実は甘酸っぱく、生食やケーキのトッピング、ジャムにする。