メキャベツとは、野菜の一種である。 画像出典:新宿高島屋にて撮影 科名:アブラナ科アブラナ属 学名:Brassica oleracea L.var.gemmifera 原産地:ヨーロッパ西北部 生態:一年草 明治初期に輸入された西洋野菜で、キャベツと母種を同じくする変種である。葉腋に生じる直径3㎝ほどの小球状の葉を煮込み料理や炒め物にして食用にする。茎は太く、直立し、草丈は1m~1.5mである。 春に総状花序を出して黄色い十字型の花を咲かせ、この花はキャベツと特徴がほぼ同一である。 5世紀になって登場し、13世紀に現在のベルギー・ブリュッセルで大規模栽培が始まったため、Brussel's sproutの英名がある。 前述の特徴から、ヒメカンランやコモチカンランの和名もあり、古くはこの名称で呼ばれていた。
画像出典:https://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_3646.htm メキャベツとケールの交配種で、葉は鮮やかな濃い緑色で、メキャベツと違い、脇芽の一つ一つが結球しないのが特徴である。ルテイン、カルシウムをはじめとする様々な栄養価が豊富で、青汁や、粉末緑茶に加工され販売されている。もちろん、野菜として炒め物や煮込みにすることもできる。現在は園芸通販で苗を購入して家庭でも栽培することができる。