ニシインドコキュウリ(西印度小胡瓜)とは、作物の一種である。 画像出典:https://specialtyproduce.com/produce/West_Indian_Gherkin_Cucumber_10855.php 科名:ウリ科キュウリ属 学名:Cucumis anguria 原産地:アフリカ 生態:一年草 別名:ガーキン(英語圏)、マキシーシ(ブラジル) アフリカが原産のつる性一年草で、わが国への渡来時期は未詳。 雌雄同株でつる性の匍匐する茎と、硬い毛のある巻きひげを持ち、葉は掌状で、3つないしは5つの切れ込みがあって、スイカの葉に似ている。 果実は長さ3㎝~5㎝の卵型で、果梗の長さは10㎝~20㎝と長い。 果皮は長さ5㎜内外の鋭いが柔らかなとげで覆われ、未熟果は薄い緑色だが、熟すと黄色く色づく。 漬物(ピクルス)やサラダにして食用にする。味はキュウリに近いという。 野生種のC.longipesから改良され、苦みが消失したものである。英語圏ではキュウリの短い果実をつけるピクルス用の一品種も「ガーキン」と呼ぶが、本来は本種の呼び名である。