キヨミ(清見)とは、柑橘類の一種である。 画像出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Kiyomi.JPG 科名:ミカン科ミカン属 学名:Citrus‘kiyomi’ 原産地:日本 生態:常緑低木 ウンシュウミカンの「宮川早生」という品種にトロビタオレンジを交配した「タンゴール」(tangor)の一品種である。「タンゴール」とはミカン類とオレンジ類の種間雑種の総称である。鹿児島県や沖縄県で栽培されるタンカンも植物学上はタンゴールの一種であるといえる。 果実はやや扁平な球形で、果実の重さは200g程度である。果肉は柔らかく多汁があり、甘みがあっておいしい。 オレンジの香りがあり、果皮はむきにくいので、ナイフで皮をむいてから食す。3月から4月に流通する。
画像出典:自宅近くの園芸店にて撮影 キヨミにポンカンを交配して育成された柑橘である。果実頂部が大きく盛り上がるのが特徴で、「デコポン」の名称はこれに由来する。 植物学上の正式な和名は「不知火(シラヌイ)」で、「デコポン」は熊本県で出荷するときの商標登録された名称である。愛媛県や広島県でも栽培されており、それぞれ「ヒメポン」「キヨポン」の名称で呼ばれる。 果実は強い甘みがあり、果皮はむきやすく、袋ごと食することができる。
