アイギョクシ のバックアップ(No.4)

アイギョクシは、果樹の一種である。台湾の固有種である。
400px-Awkeotsang_Makino_Corner.jpg
画像出典;https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Awkeotsang_Makino_Corner.JPG
科名;クワ科イチジク属
学名:Ficus pumila var. awkeotsang Makino
原産地:台湾
生態:蔓性樹木


台湾北部に自生する蔓性の樹木で、東アジアに産し、「フィクス・プミラ」の名称で園芸植物として流通するオオイタビ?の変種である。母種のオオイタビと同じく、付着根でよじ登るつる性植物で、雌雄異株である。果のう*1の形状はイチジクとよく似ているが、イチジクが熟すにつれて柔らかくなるのに対し、本種や母種のオオイタビは硬くなり、熟すと下から大きく裂け、ペクチンを多く含むジャムのような物質とともに、種子のようなごく小さい無数の果実の塊を露出する。
ここの部分を取り出して裏返し、乾燥させたものを5分から10分の間に水*2の中で揉み、ペクチン質の部分が水を吸ってゼリー状になったものをキンキンに冷やし、レモンシロップや蜂蜜などで味をつけてから「愛玉子(オーギョーチィ)」の名称でデザートにする。
台湾や中国では、17世紀後半からデザートとして食べられていたという。学名は、植物学者の牧野富太郎が台湾に出張した際、現地名を付してつけられたものである。
800px-Aiyu_jelly_by_brappy!_in_Taipei.jpg
画像出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Aiyu_jelly_by_brappy!_in_Taipei.jpg 愛玉子(オーギョーチィ)のゼリー(レモン味)。

コメント Edit


URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White

閲覧者数 Edit

今日1
昨日4
合計442

*1 イチジクと同じく、花にあたる部分
*2 カルシウム分の入った水でないとゼリー化しにくい

ホーム リロード   新規 下位ページ作成 コピー 編集 添付 一覧 最終更新 差分 バックアップ 検索   凍結 名前変更     最終更新のRSS