(左上)バターナッツ。煮物には向かないが、グリルやポタージュに向く。見た目が面白いので、観賞用にされることもある。自宅にて筆者撮影。果実はそれほど大きくないので家庭菜園に向く。(右上)小菊。自宅にて筆者撮影。菊座型で、果実が手のひらサイズと小さいのが特徴。煮物にしてもよいが、中身をくりぬいて食材を詰め、蒸してもよい。ネットに這わせるため、果皮がきれいな黒緑色に色づく(写真のものは熟しているため粉を吹いている)。(中左)会津小菊。福島県会津若松市にて筆者撮影。全体的に丸みを帯びた形状で、果皮表面には黄色いかすり模様が入る。(中右)トロンボンチーノ。イタリア古くから栽培されてきた品種。自宅にて筆者撮影。(左下)黒皮ちりめん。自宅にて筆者撮影。表皮は黒緑色で、溝の判別はややつきがたく、表面が細かいコブでおおわれてぼこぼこしている。写真のものは熊本県産であったが、千葉県で栽培される「富津黒皮」や岡山県で栽培される「備前縮緬黒皮」はこの見た目に近い。(右下)マスキード・プロヴァンス(Musquee de Provance)。フランスで古くから栽培されている品種で、巨大な果実をつける。大きな見た目に反して味は繊細で、安納芋に似た風味がある。写真は観賞用として自宅近くの園芸店に展示されていたものを撮影した。