マルブシュカンとは、果樹の一種である。現在は「シトロン」の名称で知られる。 画像出典:http://jusa.sakura.ne.jp/zukan/sitoron.html 科名:ミカン科ミカン属 学名:Citrus medica 原産地:インド 生態:常緑低木 インドが原産の常緑低木で、わが国には江戸時代に渡来している。樹高は3mほどで、樹の全体的な特徴はブッシュカンに同じで、樹高は3m～5mに達し、葉腋には棘があり、葉は先のとがる卵型である。 初夏に、薄紫色がかった白い花を咲かせ、秋から冬にかけて果実を実らせる。 果実はレモンに似ているが、レモンより一回り大きく、果皮がより厚くなっており、表面はややデコボコしている。果肉は果皮から離れにくい。 果実を砂糖漬けにして食用にするほか、果皮を菓子の風味づけにする。
