ニワウルシ のバックアップ(No.3)

ニワウルシ(庭漆、神樹)とは、樹木の一種である。
250415113843436.JPG
250415113907351.JPG
画像出典:東京都千代田区四谷にて筆者撮影


科名:ニガキ科シンジュ属
学名:Ailanthus altissima Swingle
原産地:中国
生態:落葉高木


 中国が原産の落葉高木で、我が国には明治時代に渡来し、各地に公園樹として植えられるほか、生育力が旺盛のため、各地で野生化している例もみられる。
樹皮は灰色がかった褐色で、表面は平滑である。葉は奇数羽状複葉で枝に互生し、複葉全体の長さは40㎝から80㎝となる。この複葉を構成する小葉は基部に2つの大きな鋸歯があり、13枚から25枚となる。雌雄異株で、7月から8月にかけて枝先に円錐花序をだし、緑がかった白い小さな花をsか焦る。果実はいわゆる翼果で、種子は風によって散布される。
 「シンジュ」という別名でも知られており、漢字では「神樹」と表記する。これは英語名のTree of heavenを直訳したものである。名前に「ウルシ」とあるが、本種は植物学上はウルシとは別科の種であり、また樹皮や葉に触ってもウルシのようにかぶれることはない。それゆえ、公園樹として栽植されるのである。樹皮は殺虫剤に加工される。樹形はチャンチンに似るが、若い芽が黄色または薄い黄緑色になる点で区別する。

コメント Edit


URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White

閲覧者数 Edit

現在3
今日3
昨日1
合計230

ホーム リロード   新規 下位ページ作成 コピー 編集 添付 一覧 最終更新 差分 バックアップ 検索   凍結 名前変更     最終更新のRSS