サフランモドキ のバックアップ(No.3)

サフランモドキとは、園芸植物並びに帰化植物の一種である。

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画像出典:自宅近くの植え込みを撮影


科名:ヒガンバナ科タマスダレ属
学名:Zephyranthes carinata
原産地:中央アメリカ
生態:多年草


 花壇に栽培される多年生植物で、草丈は15cmから20㎝となる。葉はヒガンバナ科らしい線形状で、やや多肉質である。いうなれば、ニラの葉を幾分か細くしたような形状である。
6月から9月にかけて、6枚の花弁からなる薄いピンク色の花を咲かせる。数日雨が降り続いた後開花するため「Pink rain liry」という英名がある。
わが国には幕末期に渡来し、観賞用として栽培されてきた。和名は花がサフランに似ているためこの名があるが、わが国への渡来時期はサフランより早かった(サフランの乾燥品は江戸中期に入ってきているが、生きた植物体が入ってきたのは明治近くになってのことである)ため、古くは本種が「サフラン」と呼ばれていた。明治期に本物のサフランが普及してから、本種は「サフランモドキ」と呼ばれるようになった、といういわれがある。
現在はラテン語名をカタカナ読みした「ゼフィランサス・カリナタ」という名称で流通する。

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