インゲンマメ のバックアップ(No.3)

インゲンマメとは、豆類の一種である。
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画像出典:https://iiif.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/repo/s/agriculture/document/5bfde8bf-0b54-7848-97d6-1ee30cf9a645#?c=0&m=0&s=0&cv=7&xywh=213%2C615%2C5296%2C3158 「有用植物図説」より抜粋


科名:マメ科インゲンマメ属
学名:Phaseolus vulgaris
原産地:北アメリカ・中央アメリカ
生態:一年草


中央アメリカや北アメリカが原産の一年草で、わが国には徳川時代初期に明の僧侶・隠元禅師が持ち込んだものとされる*1。つる性のものとつるなしのものがあり、草丈は1mから1.5mである。夏に、白またはピンク色の蝶型の花をつけ、晩夏から秋に長い莢をつける。
果実はいわゆる豆果で、莢の色は薄緑色や黄色、紫色や、「あきしまささげ」のように緑地に村秋色の模様が入る品種がある。また、莢の形状は普通丸みを帯びるが、「モロッコインゲン」のように幅広な品種もある。若い莢は野菜として「さやいんげん」や「菜豆(サイトウ)」の名称で天ぷらや炒め物、汁の実や和え物に用いられる。完熟した種実は細長くてやや大きく、赤色(金時豆)や黒色、白色(手亡豆)や薄い褐色に赤褐色の模様が入る「虎豆」などの品種がある。これらの品種はは煮豆やサラダ、カレーや餡子に用いられる。
完熟した種実にはレクチンというたんぱく質の一種が含まれており、生の豆や半煮えの豆は腹痛や下痢を引き起こすことがあるため、豆が柔らかくなるまでしっかりと加熱することが必要である。

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*1 フジマメの説もあり、牧野富太郎は「隠元禅師が持ち込んだ豆=フジマメ」の説を採用している

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