アシタバ のバックアップ(No.3)

アシタバは、食用になる野草の一種である。
DSC_2188.JPG
画像出典:小石川植物園にて筆者撮影


科名:セリ科シシウド属
学名:Angelica keiskei
原産地:日本
生態:多年草


 房総半島や三浦半島、伊豆七島や和歌山県の団地の海岸に生息し、また畑に栽培される強壮な多年草である。
茎は直立し、草丈は1mほどである。葉は厚くやわらかで光沢があり、冬でも青々とした葉をつけている。茎や葉を斬ると淡い黄色の汁が出る。晩春から秋にかけて白い傘状の花を咲かせる。
若い葉はおひたしや煮物で食用にされるほか、近年は葉を粉末にした健康食品が出回ることもある。
和名のアシタバ(明日葉)は、強壮な性質で、葉を摘み取っても翌朝にはまた若い葉が出てくるほどであるため。
種小名のkeiskeiは、江戸時代末期から明治時代の植物学者・伊藤圭介(1803~1901)にちなむ。
よく似た植物に同じセリ科のハナウドという多年草があり、草姿は非常によく似ているが、茎を折っても黄色い汁が出ないことが最大の特徴である。なぜか山菜としてそれほど多くは利用されていないようだが、特に毒性もなく食べることができる。

コメント Edit


URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White

閲覧者数 Edit

現在3
今日3
昨日1
合計368

ホーム リロード   新規 下位ページ作成 コピー 編集 添付 一覧 最終更新 差分 バックアップ 検索   凍結 名前変更     最終更新のRSS