画像出典:池袋の商業施設にて筆者撮影
ヨーロッパ種の小型のキュウリ。果実表面にはいぼが多い。生食では苦みが強いので食べにくいことから、ピクルスに加工して食する。わが国でも山形県で「酒田きゅうり」が栽培されているが、それは明治ごろに本種が導入され、栽培を重ねるうちに苦みが弱まったものである。
なお、本来はGherkinの名称はニシインドコキュウリという同族別種の野菜の名称であったが、このピクルス用キュウリの名称として用いられるようになってからは、ニシインドコキュウリの方はWest Indian Gherkinという名称で呼ばれるようになっている。