ラッキョウ のバックアップ(No.2)

ラッキョウとは、香味野菜の一種である。
DSC_0490.JPG
画像出典:東京都薬用植物園にて撮影


科名:ヒガンバナ科ネギ属
学名:Allium chinense
原産地:中国南東部?
生態:多年草


中国南東部が原産と見られる多年草で、わが国には遅くとも奈良時代から平安時代に渡来しており、その頃の文献に「にら」ないしは「みら」の名称で登場する植物は、本種を指すことが多い。現在は我が国を含めた東アジア地域で多く栽培される。
鱗茎は長卵形で、しばしば分けつする。栽培する際には、この分けつした球根を植え付ける。葉は細い円柱形で、長さは30㎝ほどになり、根元から束生する。10月に新しい葉と共に30㎝~60㎝の花茎を出し、淡い赤紫色の小さな星型の花を咲かせる。
利用する部分は主に鱗茎で、鱗茎には独特の臭気と辛味があり、甘酢漬けや塩漬けなど漬物にして食することが多く、しばしばカレーの添え物にする。軟白栽培したものは「エシャレット」の名称で呼ばれるが、欧米で栽培されるタマネギに似た香味野菜のエシャロット(ベルギー・エシャロット)とは異なる。

コメント Edit


URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White

閲覧者数 Edit

現在9
今日1
昨日2
合計339

ホーム リロード   新規 下位ページ作成 コピー 編集 添付 一覧 最終更新 差分 バックアップ 検索   凍結 名前変更     最終更新のRSS