ヤマモモは、果物の一種である。 画像出典:赤塚植物園にて撮影 科名:ヤマモモ科ヤマモモ属 学名:Morella rubra 原産地:東アジア 生態:常緑高木 福井県や関東地方以西から琉球列島、および朝鮮半島南部、台湾、フィリピンの団体から亜熱帯に分布する常緑高木。 海岸近くの山地に生息するが、街路樹や庭木として栽植することもある。樹高は15mに達し、幹の直径は1mである。葉は長さ5㎝~10㎝で、裏面に腺点がある。 春に花を咲かせ、雌雄異株である。果実はキイチゴに似た集合果の核果で、初夏に熟し、甘みや酸味があって生食することができるほか、ジャムや果実酒にする。 樹皮はタンニンを含み、褐色の染料とする。