ミズナは、野菜の一種である。 画像出典:https://iiif.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/repo/s/agriculture/document/5bfde8bf-0b54-7848-97d6-1ee30cf9a645#?c=0&m=0&s=0&cv=9&xywh=2879%2C1629%2C2973%2C1773 「有用植物図説」より抜粋。 科名:アブラナ科アブラナ属 学名:Brassica campestris var. laciniifolia 原産地:日本 生態:一年草 我が国の京都府が原産で、江戸時代初期に京都府で作出されたのち、関東地方にも種子が伝播し、栽培されるようになった漬け菜の一品種である。 茎は細く、しばしば枝分かれして大株となり、葉は細かく切れ込み、まばらに鋸歯がある。花は黄色で、アブラナ科の花には珍しく、4枚の花弁は十字花ではなく2枚ずつが近寄り矩形に近い 栽培方法によってはコマツナの要領で栽培することで小株になったり、ハクサイの要領で栽培することで大株になる。 晩春から初春にかけて葉を鍋物やサラダ、汁の実や漬物にする。京料理のはりはり鍋は、ミズナの半生の食感を楽しむための料理である。
画像出典:https://iiif.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/repo/s/agriculture/document/5bfde8bf-0b54-7848-97d6-1ee30cf9a645#?c=0&m=0&s=0&cv=9&xywh=2879%2C1629%2C2973%2C1773 「有用植物図説」より抜粋。 ミズナの一品種で、ミズナとカブが交配されてできたものである。草姿や花の形状はミズナとほぼ同一だが、、葉は切れ込まずに丸みを帯びている。利用方法はミズナとほぼ同一である。ミズナにはない特有の辛みや香りを持つが、ミズナのようなシャキシャキした歯触り感はない。