ホンシメジ のバックアップ(No.2)

ホンシメジ(本占地)とは、食用きのこの一種である。
honsimeji.jpg
画像出典:https://fungi.sakura.ne.jp/index/fr_ajiwai_kinoko.htm 『キノコのフォトアルバム』の「ホンシメジ」のページから。


科名:シメジ科シメジ属
学名:Lyophyllum shimeji
原産地:日本、北米、ヨーロッパ
生態:担子菌類


 我が国の各地やヨーロッパ、北米に分布するきのこである。秋にアカマツを交えた雑木林内に散生または単生し、しばしば少数が束生する。
きのこはカサと柄からなる。カサは初め半球形で、先端はとがらず丸みを帯びた山状となり、平らに開く。カサの縁は緩く内側に巻き、やゝ波打っていて、カサの直径は4㎝から10㎝程である。カサの上部は暗い灰色から淡い灰色を帯びた褐色で、付着物はない。厚みのある肉質で、内部は純白である。カサの下面はヒダ状になり、ヒダは当初は白くて柄に湾生またはやゝ垂生し密に配列する。柄の太さは5㎜から15㎜で、全長は7㎝から10㎝、表面は白くて下部が膨れぽってりとした見た目になる。これを大黒様になぞらえて「ダイコクシメジ」と呼ぶ事がある。胞子紋は白い。
 本種は「香りマツタケ、味シメジ」のことわざの通りに古くから味の良い食用キノコとして知られ、炊き込みご飯やみそ汁の具、天ぷらや炒め物にする。近年では洋風にアヒージョやバター炒め、ホイル焼きにする。
曾ては近隣の植物と共生する菌根菌という特性のため、長らく栽培技術が確立されず、高級きのことして知られていたが、近年になって栽培に成功し、「大黒しめじ」という商品名で秋にスーパーやデパートで出回るようになった。

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