ニワウメとは、果樹の一種である。 画像出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Prunus_japonica_SZ90.jpg?uselang=ja シーボルト「日本植物誌」より抜粋 科名:バラ科サクラ属 学名:Cerasus japonica 原産地:中国 生態:落葉低木 観賞用にするために庭に植えられる中国原産の落葉低木で、わが国には古い時代に渡来している。 樹高は1.5m内外で、多く枝分かれする。春に、葉より早い時期かまたは同時期に花を咲かせ、花の直径は直径13㎜程で、薄い桃色ないしは白色である。 果実は核果で、赤色に熟し、サクランボのように生食することができる。核は「郁李仁(イクリニン)」と呼び、漢方薬にする。便秘や排尿減少、浮腫に効果があるという。 和名は庭木として植えられ、花がウメによく似ているため。