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ナスのバックアップ(No.2)

ナスは、食用として栽培される植物の一種である。

科名	ナス科ナス属
学名	Solanum melongena
原産地	インド
生態	一年草

インドが原産であると古くから言われているが、原種がいまだ発見されていない。
我が国は中国を経由して日本に伝わり、奈良時代の「正倉院文書」にすでに記述が見られるという。
色名の茄子紺や「一富士二鷹三茄子」「瓜の蔓に茄子はならぬ」「親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない」などの俚諺に見られるように、日本人の生活とナスは密接に結びついているのである。
夏～秋に小さな淡い紫色の花を咲かせ、果実を収穫し煮付け、漬け物、焼くなどして賞味する。原産地では多年草となるが、我が国では冬に枯死するため、一年草のあつかいである。
地方ごとに様々な品種があり、南方には紫色の色素・ナスニンをほとんどあるいは全く含まず黄緑色や白色の品種がある。