テウチグルミ のバックアップ(No.2)

テウチグルミとは、果樹の一種である。
DSC_2508 (1).JPG
画像出典:東京都薬用植物園にて筆者撮影


科名:クルミ科クルミ属
学名:JUglans regia L.var.orientis
原産地:中国
生態:落葉高木


中国原産の落葉高木で、わが国には江戸時代前期と明治期の二度渡来し、長野県や新潟県などで栽培される。樹高は20mほどで、樹皮は黒みの強い灰色で、やや平滑である。若い枝は太く腺と褐色の毛があり、後に毛は抜け落ちる。葉は互生し、長さは9㎝~20㎝の羽状複葉である。春に花を咲かせ、夏から秋に堅果(ナッツ)をつける。果実の直系は直径4㎝で、短い毛がある。種実は食用として名高く、たんぱく質や脂肪を多く含み、炒ったものを食したり、菓子の材料にする。それゆえ、カシグルミの名称でも知られる。現在、食料品店で「クルミ」と呼んで打っているのはほとんどが本種である。和名のテウチグルミは、殻が薄く手で簡単に割ることができるため。
本種はペルシャグルミ(J.regia)の変種で、ペルシャグルミは殻が硬く、保存がきき、専用の殻割り機があるほどである。利用方法はテウチグルミと同じ。シナノグルミは、テウチグルミとペルシャグルミの自然交雑種であるという。

コメント Edit


URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White

閲覧者数 Edit

現在1
今日1
昨日1
合計602

ホーム リロード   新規 下位ページ作成 コピー 編集 添付 一覧 最終更新 差分 バックアップ 検索   凍結 名前変更     最終更新のRSS