チューリップとは、園芸植物の一種である。 画像出典:https://commons.wikimedia.org/w/index.php?search=%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97&title=Special:MediaSearch&go=%E8%A1%A8%E7%A4%BA&uselang=ja&type=image&haslicense=unrestricted 科名:ユリ科チューリップ属 学名:Tulipa gesneriana 原産地:小アジア 生態:多年草 小アジアが原産の多年草で、ヨーロッパを経由して輸入され、現在では観賞用として広く栽培される多年草である。わが国には江戸時代に渡来し、「鬱金香」の名称で導入され、「本草図譜」に解説がみられる。 鱗茎は卵型で、茎は直立し、草丈は20cmから30cmとする。春に花を咲かせ、茎の先に上向きに花を開くが、完全に開ききることはなく、長さは7㎝ほどである。 原種は白色で、赤色に縁どられるが、現在は様々な園芸品種が作出され、花色は赤色や黄色、紫色や白色、橙色、花弁の形状はフリル状や直線状など、多彩である。 現在切り花用としては富山県産や新潟県産が多く流通し、海外産のはオランダ産が有名である。