シュンラン のバックアップ(No.2)

シュンラン(春蘭)とは、山野草の一種である。
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画像出典:(上)東京都薬用植物園にて筆者撮影/(下)牧野記念庭園にて筆者撮影


科名:ラン科シュンラン属
学名:Cymbidium goeringii
原産地:東アジア
生態:多年草


 我が国や朝鮮半島、中国に分布する常緑の多年草で、低山隊の乾燥した林内に野生するほか、観賞用として庭園に栽培される。
草丈は10cmから25㎝と差異があり、葉は長さおよそ20㎝~50cmで、非常に強靭で縁がややざらざらしている。
早春に黄緑色の花を咲かせ、花には若干の香気があるものもある。黄緑色以外にも黄色や赤褐色、また斑入りなど数々の園芸品種が作出され、現在は愛好会もある。
 このように、花は観賞用としても価値高いが、開く前の花を摘み取り、塩漬けにしてから吸い物に浮かべることがある。かつては知る人ぞ知る山菜としても知られていたが、県によっては生育数を減らし、絶滅危惧種に指定しているところもあるため、野生品を採取するのは控えたほうが賢明である。
 「ほくろ」という別名もあり、それは花の斑点をほくろ(・・・)に例えたものである。

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