サムス(スマブラSP) のバックアップ(No.2)

サムス Edit

『初代』からの皆勤賞ファイター?の内の一人。ファイター番号は04、通り名は凄腕バウンティハンター
本作ではダッシュファイターとして、ほぼ同じ性能を持ったダークサムスも参戦した。

特徴 Edit

射撃型ファイターの元祖にして代表格。

全身にまとうパワードスーツの頑丈さを表現するためか重量級に属するふっとびにくさを誇り、打撃ワザにもパワフルなものが揃っている。
長い足を用いた蹴りワザのリーチは剣士キャラにも劣らない程で、判定もなかなかに硬い。

そしてサムスの最大の特徴と言えるのが、ビーム、ミサイル、ボムと言った内蔵火器によるアウトレンジ戦法の強さ。
最大の特徴はスマブラでのサムスの代名詞となっている通常必殺ワザ「チャージショット」である。このチャージショットは名実ともにスマブラ最強の飛び道具であり、ある程度溜める時間こそ必要なものの卓越したパワーとスピードを備えた遠距離攻撃を持つのは大きな強み。
チャージショットは溜めの段階・相手の蓄積ダメージ・当てた距離によっては命中後にサムス本体で追撃できるケースがあり、時には飛び道具を始動とするコンボとは思えないほどの火力を発揮することも。
また、このチャージショットの存在で相手を誘導しやすいといった間接的な強みもあり、「離れてチャージに徹する」という立ち回りで相手に攻める事を強要したり、逆に「フルチャージ状態を維持する」ことで相手にプレッシャーを与え行動を制限したりといった幅の広い戦術を展開できる。

つかみはワイヤー型であり、発生こそ遅いもののリーチが非常に長い。また、発生が遅く見切られやすい分か、投げワザのリターンは全体的に優秀。
同時に空中つかみによる長リーチ攻撃とワイヤー復帰にも対応しているため、空中における攻防においても大きな強みとなっている。

着地狩りや対空に向いたワザも多く、下必殺ワザ「ボム」を設置して相手のガケのぼりに制限をかけるガケ攻め(いわゆるガケボム)も強力。
強力な飛び道具であるチャージショットに加えて打撃ワザや投げワザにも撃墜が狙える択が豊富なため、サムスを前に高%まで蓄積した相手は容易な撃墜拒否はできなくなる。

更には上必殺ワザ「スクリューアタック」がガードキャンセルを用いた反撃・割り込み手段として非常に優秀で、相手には安易に密着距離からゴリ押す事も許さない。
これらの強みをフル活用することで、対戦相手に何もさせず封殺してしまえるポテンシャルを秘めたファイターと言える。

が、これらの豊富な強みの代償として、機動力が全体的に低いという明確な弱点を抱えている。
歩行・走行自体は平均よりやや下程度に留まっているものの、ファンの間ではしばしば「ティッシュジャンプ」とまで呼ばれる原作『スーパーメトロイド』以前の挙動を再現した結果、高いジャンプと落下の遅さで空中で浮いている時間が長くなりやすい。
また、地上横回避の際にはモーフボールに変身して転がる挙動を取る。小さくなるため視認しにくいという地味な強みこそあるものの、全体動作が非常に長いため慣れた相手には見切られやすい。
落下速度や回避動作の遅さは特に不利状況を脱する際に足かせとなりやすく、特にボムを駆使したタイミングずらしを物ともせず着地狩り・復帰阻止を仕掛けてくるファイター相手には一度浮かされただけで窮地に陥る事も。

基本戦術はチャージショットを軸とした誘導に依存するきらいがあり、飛び道具の反射ワザ・吸収ワザを持つファイターやそもそも飛び道具を撃つ・溜める暇を与えてくれないスピードキャラやサムス以上の回転率で弾幕を形成してくるファイターには自慢のアウトレンジ戦法が通用しない事もある。
その他、各ワザはそれぞれ明確に強い部分こそ持っているが、判定が細い、すっぽ抜けやカス当たりになりやすい、後隙が大きい、などの明確な欠点もそれぞれ抱えている。各ワザの用途につぶしが利かず、状況や相手のクセに合わせた正しい使い分けと操作ができて初めて真価が発揮されるという絶妙な性能をしている。

総括して不足の無いパワーと相手に対処を強要するワザの数々を持つ取っつきやすさ、それらの性能を最大限活かすために豊富なワザの使い分けが要求される深みを兼ね備えたファイター。
特に初級対戦や乱闘で力を発揮する一方で、繊細な動きが求められる中・上級レベルの1on1では甘えの利かない硬派な一面が顔を出す。
持っている武器は強力なものばかりなので、冷静で的確な判断・高い操作精度・相手の分析や癖読みといった、まさに凄腕バウンティハンターの如きスキルを身に着けていけば大きな戦果を挙げられるだろう。

ゼロスーツサムス?には声優が当てられているが、スーツ姿のサムスは原作スタッフの要望で初代『スマブラ』からの伝統としてSEのみである。
スーツを着ると喋れなくなる訳ではなく、『フュージョン』や『Other M』と各漫画版ではスーツを装備したまま会話するシーンがあり、『プライム』シリーズと『Other M』では声優によるボイスも当てられている。
ただし実際のゲーム進行中にサムスの声を聞く場面は極めて少なく、被弾時などのダメージボイス程度に留まる。

キャラタイプ 重量級/アウトレンジタイプ/乱闘寄り両刀 Edit

数々の飛び道具や対処を強いるワザは、情報量が多く全ての相手をケアしきれない乱闘で一際輝く。
特に主戦場の外から突然撃ち込まれるチャージショットは脅威。最後の切りふだも複数の相手を巻き込みやすい。
1on1でも「飛び道具で相手を動かして強力な打撃で迎撃する」基本戦術は十分強力だが、それだけでは通用しないレベルの対戦ではサムス側にも相応の技量が求められてくる。

ステータス Edit

基本性能 Edit

歩行速度走行速度ジャンプ高度
最大初速最大通常空中
1.1151.871.654183737
空中横速度落下速度体重
加速最大重力最大急降下
0.091.1030.0751.332.128108
ジャンプ回数しゃがみ歩きカベジャンプカベ張りつき空中つかみ
2回××

特殊性能 Edit

モーフボール Edit

地上横回避が、原作に登場する特殊能力「モーフボール」によるボール化しながらの移動になっている。
なお、横回避の仕様自体は他ファイター?と変わらない。

移動距離はダッシュファイターのダークサムスと同じだが、全体動作はこちらの方が3Fほど長く、その分無敵時間にも差がある。
過去作では動作時間の長さなど使い勝手の悪さが目立ったが、本作では上記のようにそこまで大きな格差はない。
とはいえ、見切られやすい点は同様なので乱用は厳禁。

モーフボールによる回避自体はスマブラが先ではあるが、原作でも『プライム』シリーズにて、敵の攻撃をボール化しながら回避するシーンが存在している。
ちなみに『Other M』には「センスムーブ」という回避アクションもあったのだが、こちらは採用されていない

長所/短所 Edit

長所 Edit

  • 非常に優秀な飛び道具である通常必殺ワザ・チャージショットを持つ。
    • 最大もしくは最大近くまで溜めれば速い弾速と高いふっとばし力を兼ね備え、遠距離からでも通用する撃墜手段になる。
    • ある程度溜めてから撃った場合はサムス本体で追撃が狙えるケースがあり、上手く追撃が決まれば飛び道具を起点とするものとしては破格の火力を稼ぐ事ができる。
    • 溜め動作のスキが小さめでキャンセルも利き、地上・空中のどちらでも溜められるため自由度が高い。溜めることで攻めを強要させたり、逆に溜めを保持することで圧力をかけ制限したりと様々な形で戦略に組み込める。
    • この手の飛び道具にしては射出後の後隙も小さいため、リスクを抑えつつ大きなリターンを求めていける。
  • 単発火力とリーチに優れた通常ワザを豊富に持ち、飛び道具と合わせて中距離戦が得意。
    • 通常ワザは素手攻撃ながら全体的なリーチが長く、発生も早めな部類。横スマに至っては全ファイター最速タイの発生を持つ。
    • 空中ワザも、長リーチの空中ワイヤー、発生・持続に優れた前・上空中攻撃、高威力の空N・後空中攻撃、メテオの下空中攻撃と攻めに関しては総じて強力。コンボ・追撃火力や復帰阻止能力が高い。
  • 発生の早い上必殺ワザ・スクリューアタックで切り返しやすく、相手に至近距離まで接近されてもプレッシャーをかけられる。
  • 全ファイター中最高のリーチを誇るつかみを持つ。
    • 投げワザのリターンも全体的に高め。下投げからの追撃で火力を稼ぎやすく、高%の相手は上投げで撃墜できる。
  • 重量があるのでふっとびにくく、更にボムによる緩和やワイヤー復帰もあるのでしぶとく戦える。
    • 下必殺ワザ・ボムで落下のタイミングを細かくズラしやすく、相手の着地狩りや復帰阻止の的を絞らせにくい。
  • 豊富な飛び道具を駆使した復帰阻止・ガケ攻めが強力。特に下必殺ワザ・ボムを効果的に使えると、非常に密度の濃いガケ攻めを展開できる。

短所 Edit

  • 後隙が大きいワザが多く、小回りが利きにくい。
  • 攻撃の多くは判定面がシビアで、多段ワザにはカス当たりや途中抜けが起こりやすい。
    • 全体的に判定が細く打点が高めなため、特に小さいファイター相手には顕著に起こり得る。
    • 弱攻撃が2段攻撃にも関わらず連続ヒットしないという特性を持ち、他ファイターのように咄嗟に切り返す手段として頼るには少々リスクが大きい。
  • 落下速度が遅く、相手の着地狩りから逃げるのが難しい。下必殺ワザ・ボムによる真下への牽制と空中制御ができるのは強みだが、逆に言えばこれくらいしかない。
  • 地上横回避のスキが大きく、安全に仕切りなおす事が難しい。
  • つかみの出が遅く、切り返しや確定反撃といった場面で他ファイターと同じようにつかみを使う事はできない。
  • 長身かつ下必殺ワザ以外は姿勢が高いため、相手の攻撃に少々引っ掛かりやすい。
  • 空中で下方向に素早く攻撃できるワザを持たず、コンボ耐性にやや欠ける。
  • スマッシュ攻撃の吹っ飛ばし力が低く、NBや復帰阻止以外のバースト手段に欠ける。
  • チャージショットを始めとした飛び道具を主軸にした戦い方に特化しているため、反射ワザを持つ相手や飛び道具を無力化するオプションを設置できる相手には本領を発揮しにくい。

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