ギョウジャニンニク のバックアップ(No.2)

ギョウジャニンニクとは、山菜の一種である。
DSC_0848.JPG
画像出典:東京都薬用植物園にて筆者撮影


科名:ヒガンバナ科ネギ属
学名:Allium victorialis subsp. platyphyllum
原産地:日本を含む東アジア
生態:多年草


我が国を含んだ東アジアが原産で、朝鮮半島やシベリアにも分布している。 北海道や近畿以北の亜高山地帯の針葉樹林、混合樹林帯の水湿地に群生するが、庭園に栽培されることもある。葉はネギの類には珍しく幅広の楕円系で、幅は3㎝~10㎝、長さは20㎝~30㎝で、2枚から3枚の葉が根生する。根茎はニンニクという和名からは想像もつかないが細長い形状で、どちらかというとラッキョウに似た形状である。
夏に花茎を伸ばし、ボール状の花序を出し、黄色味を帯びた白色の花を咲かせる。
若い葉と鱗茎は特有のニンニク臭があり、山菜として食用にされる。和名のギョウジャニンニクは、行者がスタミナをつけるために食していたため。葉はネギのように炒め物や煮物、卵とじやヌタに向く。肉料理との相性も抜群で、ジンギスカンに使われることもある。
アイヌの人々にとっても欠かせない食材で、乾燥させて保存し、通年食用にしてきた。このため、アイヌネギの和名もある。

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