オルドガキとは、樹木の一種である。 画像出典:https://wild-medplants.jp/wild_plant/wp_irumti/orudogaki.htm「西表島図鑑」の「オルドガキ」のページから。 科名:カキノキ科カキノキ属 学名:Diospyros oldhamii 原産地:沖縄 生態:落葉小高木 石垣島、西表島、与那国各島と台湾の標高1000mの低地林内に生える落葉小高木。樹高は7~8mになり、葉は楕円形で全縁、先は鋭く尖って互生する。3月から4月にかけて葉腋に4弁の赤ないしは桃色の花(ただし花の根元は白い)をつけることから「アカバナガキ」の別名でも知られる。 花の概形はわが国在来のカキノキに似ているが、それより小さい。 液果は直径2.5㎝ほどの扁球形~球形で毛がなく、先端がとがっている。果実の見た目はわが国で柿渋をとるために栽培されるシナノガキに似ている。熟すと緑色からオレンジ色に変色し、熟した果実は甘みがあって食べることができるという。ただし、果物としては市場には流通しておらず、あくまでも山菜としての利用にとどまっている。