イワナシとは、高山植物の一種である。 画像出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Epigaea_asiatica_2.JPG 科名:ツツジ科イワナシ属 学名:Epigaea asiatica 原産地:日本 生態:落葉小低木 北海道南部から本州の、主に日本海側の山地の樹林化に生息する落葉小低木である。 茎は枝分かれして地を這うようにして伸び、長挟10㎝~30㎝、若い枝には褐色の長い毛がある。 葉は長さ4㎝~10㎝で、春から初夏に薄い桃色の花を咲かせ、枝先に長さ1㎝~2㎝ほどの花序に花が数個付き、花冠の長さは1㎝ほどである。 果実は夏に熟し、蒴果だが胎座が厚く、汁気を多く含んで液果状になり、甘みがあって食用にすることができる。風味は梨に似ており、これが和名の由来となっている。