アサガオは、観賞用に栽培されるつる性草本。 画像出典:https://botanic.jp/plants-aa/asagao.htm 科名:ヒルガオ科サツマイモ属 学名:Ipomoea ill 原産地:中国 生態:つる性一年草
中国などの東アジアが原産で、我が国には奈良時代もしくは平安時代初期に遣唐使が種子を本土に持ち帰ったのが始まりである。当初は「牽牛子」と称し薬用植物として栽培されていたが、次第に観賞用として栽培されるようになり、江戸時代には品種改良を重ねて葉や花の形状が変化した「変わり朝顔」がもてはやされたという。 葉はの尖った翼片をもつ並葉ないしはハート型で、花は漏斗状になり、色はマゼンタピンクや紫色、青色など様々である。かつては黄色いアサガオや黒いアサガオが存在していたらしいが、一度途絶えてしまった。2014年に、キンギョソウの花の黄色色素のもととなる遺伝子を抽出し、開花させることに成功している。