チシャ のバックアップ(No.12)

チシャは、作物の一種である。現在はレタスの名称で流通する。
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画像出典:花と球レタスの画像はhttps://www.botanic.jp/plants-ra/lettuc.htm 「ボタニックガーデン」の「レタス」のページから、サニーレタス・サラダ菜の画像はhttps://botanic.jp/plants-ra/leafle.htm 「ボタニックガーデン」の「リーフレタス」のページから引用。https://botanic.jp/plants-ka/coslet.htm 「ボタニックガーデン」の「コスレタス」のページから引用。掻きチシャと「油麦菜(ユーマイサイ)」の写真は、筆者が大学の庭園にて撮影。

科名キク科アキノノゲシ属
学名Lactuca sativa L.
原産地ヨーロッパ
生態二年草



ヨーロッパが原産の2年草で、わが国には平安時代に渡来している。当時から葉を野菜として食用にするため栽培されてきた。当時は結球しない品種群、いわゆる「掻きチシャ」や「リーフレタス」と呼ばれるものが野菜として食されていた。現在のような玉レタス(アイスバーグレタス)が渡来して民間に普及するのは明治以降のことである。

草丈は90㎝ほどになる。葉は楕円形であるが、花茎につく葉は小さく、茎を抱くようになる。夏に枝分かれして、先端に黄色いキク状花を咲かせる。花の下方に苞葉が多数散らばってつく。白くやわらかい冠毛が生えている。本種には球レタスやサラダ菜、葉の先が赤紫色になるサニーレタスやハクサイに似た形状のロメインレタス、茎を干してから食用とする茎レタス(山クラゲ)など、多数の栽培品種があり、時期を問わず市場に流通する。
大抵はサラダ用野菜として生食するが、炒めたり、汁の実にしたりする。

品種 Edit

  • レッドファイヤー
    リーフレタスの一種で、葉に赤みがさす。現在は「サニーレタス」の銘柄名で流通する。
  • レッドオーク
    リーフレタスの一種で、赤色の葉が(オーク)の葉のように大きく切れ込んでいる品種。
  • アイスバーグレタス
    現在「レタス」名義で流通する品種で、葉がキャベツのように結球するタイプである(画像上)。
  • バターヘッドレタス
    いわゆる「サラダ菜」。葉は緩く結球する。
  • コスレタス(Lactuca sativa var. longifolia)
    「ロメインレタス」名義でも流通する。古くは「タチヂシャ(立ち萵苣)」と呼ばれた。葉は緩く結球し、ハクサイに似た見た目になるのが特徴。
  • カキチシャ(掻き萵苣)
    葉を掻きとって食用にするタイプで、わが国に最も早く渡来した品種である。焼肉とご飯をくるんで食すことが多い。いわゆる焼き肉店で「サンチュ」と呼ばれるものである。
  • 山クラゲ
    ステムレタスと呼ばれる品種で、長さ30㎝もの茎の皮をむいて生食するほか、細長く刻んで乾燥させたものを食感から「山クラゲ」と呼び、煮物や炒め物、漬物にする。
  • 油麦菜(ユーマイサイ)(Lactuca sativa var. longifolia)
    中国で栽培されるレタスの一種で、ロメインレタスと同じく「タチヂシャ(立ち萵苣)」の一品種である。ただ、ロメインレタスとは異なり、必ずしも丸みを帯びるというわけではなく、細長い葉の形状がやや幅があるタイプ、サンチュのように葉に少し縮れができるタイプもある。主に炒めて食べることが多く、加熱すると名前の通りに麦やトウモロコシに似た香りが出てくる。

チシャにまつわる諺 Edit

  • 萵苣の千枚ばり
    いくら取っても、次々と出てきて尽きないということ。
  • 萵苣の葉の掻き取り
    少しずつ取っていくこと。

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