サンショウ のバックアップ(No.11)
サンショウは、香辛料の一種。山地の雑木林などに自生する他、人家に植えられる。
落葉広葉樹の低木で、樹高は普通1から3m。樹皮は灰褐色で皮目が多く、棘や、その棘が落ちた名残のいぼ状の突起がある。まれに棘がないものがあり、こちらは「アサクラザンショウ」と呼ばれる(後述)。葉は互生し、奇数羽状複葉で、長さは10~15cm程度。葉には油点があり、もんで潰すと爽やかな香りが出る。 近縁種
イヌザンショウ(Zanthoxylum schinifolium)
名称はサンショウに比べて香りが劣ることから、役に立たないサンショウの意味。樹形はサンショウに似るが、棘の生え方が異なる。中国では「青花椒」「青椒」と称して果皮を香辛料として利用しているが、日本での利用はない。 カラスザンショウ(Zanthoxylum ailanthoides)
我が国では香辛料としての利用はなく、アゲハチョウの食草として知られる。中国では「食茱萸」*1や「刺椒」と称して香辛料や薬用として利用する。 カホクザンショウ(
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