SCP-PL-猫-J のバックアップ(No.10)

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アイテム番号: SCP-PL-猫-J(別アイテム番号: SCP-PL-6470-J)*1
オブジェクトクラス: Keter Ticonderoga-pending

特別収容プロトコル Edit

各SCP-PL-猫-J-Aをサイト-███のインターネット機器から遮断された別々の部屋に収容し、室内にはオフィスチェアを一つ設置してください。触れ合う際はSCP-PL-猫-Jを直視してはなりません。万が一を考慮してSCP-PL-猫-Jには一日三食のキャットフードが供給されます。SCP-PL-猫-Jは財団内のサイバー空間における大規模な収容違反で急速的な増殖傾向にあり、収容が困難になりました。そのためSCP-101-FRに則り、サイバ一空間内でのSCP-PL-猫-J。

現実空間のSCP-PL-猫-Jに対する処置はO5会議によって

説明 Edit

SCP-PL-猫-J(別アイテム番号: SCP-PL-6470-J)とは特定の黒猫の一群の総称(以下、その個体をSCP-PL-猫-J-Aと呼称)です。それぞれのSCP-PL-猫-J-Aの遺伝情報は完全に一致し、どのSCP-PL-猫-J-Aも黒色のオフィスチェアで寝ることに執着します。

SCP-PL-猫-Jは通常のネコにあるような生殖器が欠如しており、繁殖の際は分裂することで自己のコピー、即ち別個体のSCP-PL-猫-J-Aをに分裂します。そして、SCP-PL-猫-Jの繁殖過程の観察結果から一個体につき見つめてくるヒトの数及び回数に比例し、分裂速度・成長速度・一個体から生まれるSCP-PL-猫-J-Aの数と言った繁殖力の増幅が判明しています。

SCP-PL-猫-Jはどの様な環境及び現実空間か仮想空間かに関係なく、どこにでも生息することが出来ますが、特にサイバー上の仮想空間において頻著に発生しました。このことから、SCP-PL-猫-Jにとってサイバー上の仮想空間が最も生息に適しているものと推測されます。*2
又、どのような状況においてもSCP-PL-猫-Jは餌や空気無しに生きられることも特筆すべきです。

発見経緯 Edit

SCP-PL-猫-Jが財団に認知されたのは、20██/01/██発生のインシデント6470-J/20██の時でした。

当該オブジェクトは████████████博士が"社会実験"と称して作成したSCP-PL-猫-Jを写した画像がミーム災害的収容違反を引き起こしたことで発覚しました。ただし、当初は文書の異常性の方が注目され、本件は「████████████博士の不適切なオブジェクトの作成及び注意の怠慢によるもの」として処理されました。

その後、被写体として写っているネコ(後にSCP-PL-猫-J-Aに指定される)は████████████博士が飼っているネコであることが判明しましたが、ヒューム測定値から異常が見られなかったために財団はそれを収容しませんでした。この時点でSCP-PL-猫-Jの本来の異常性は財団に認知されずに影を潜めることとなりました。

事案-████-31-B Edit


ネコSCP財団収容違反?自己増殖?SCPポーランド支部?二次創作


*1 これはSCP-PL-猫-Jの報告書が無価値と見なされて消去された直後にて、別の無関係な執筆者が
*2 詳細は事案-████-31-Bを参照。

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